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最新記事【2007年07月30日】

急なひざの痛み 応急処置

特に気にもしていなかった痛みが急に激しくなって、腫れたり熱をもったり
するのは、炎症が悪化している証拠です。
このような症状が出たときやひざにけがをした直後には、無理にひざを
動かさずに、まず安静にすることが第一です。

激しいスポーツをしたとか、足に極度の疲労がたまるようなことをしたと
いうように、自分で痛みの原因が、ある程度わかっている場合には、
痛みがおさまるまで2から5日様子をみるようにしましょう。
それでも痛みや腫れが引かないときは、病院で診断を受けてください。
ひざ周辺部に外傷を負った場合には、すぐに病院に行くことが鉄則です。

けがをしたにもかかわらず、「たいしたことはない」と素人判断で
放置したり、誤ったテーピングなどをすると、症状を悪化させ、後遺症の
原因になることもあります。

病院に行くまでの応急処置としては、患部を氷などで冷やす寒冷療法
(アイシング)を行います。
患部を冷やすことによって、痛みの伝わり方が鈍くなる、炎症を
引き起こす物質が減る、血管が収縮して腫れや出血が抑えられるなどの
効果が生まれ、痛みの軽減につながります。

ただし、この方法は、あくまでも痛みの激しい急性期やけがの直後だけに
限って行うようにします。

慢性的なひざの痛みを緩和する

痛みが落ち着いてきたら、今度は寒冷療法ではなく、患部を温める温熱療法を
行います。
これは患部を温め血行を促進させることで、炎症を引き起こす物質を取り除き、
筋肉の緊張をほぐす効果をねらうものです。

病院で行う温熱療法では、遠赤外線やレーザーなどが使われますが、家庭で行う
ときには、蒸しタオルをあてたり、温熱効果を高める入浴法の実践で十分です。
重要なのは、じっくりと患部の芯まで温めるということです。

あわせて、日常的にも患部を冷やさない工夫を心がけることが大切です。
しかし、何といっても慢性化したひざ痛に対する最良の治療は、ひざに負担を
かけないことです。

そのためには、強い痛みを感じるような動きを避けることが第一ですが、
だからといって、関節をまったく動かさないというのでは、筋力が衰えてしまい、
再発を招くことになります。
症状に応じて強さを加減した運動を行って、筋肉の強化を図ることが重要です。

また、炎症や痛みがぶり返した場合には、動きを極力減らして、
1週間ほど経過をみます。
この間は、長時間歩いたりすることは避け、安静にすることを
まず心がけてください。

痛みが引いたらきたら徐々に元の生活にもどしていきましょう。
痛みがあるからといって、いつも鎮痛剤に頼っていては、ひざの症状は
よくなりません。
できるだけひざの負担を減らしつつ、運動を取り入れた生活に変えていくこと
重要になります。

ひざの痛みを防ぐ方法

痛みを防ぐためには、患部を冷やさないことも大きなポイントです。
関節の痛み方は、気候や温度、湿度と大きな関係があり、特に季節の
変わり目や梅雨どき、冬の厳寒期には痛みが増すという人が多いので、
冷え対策が必要になります。

まず、足腰を冷えから守ることと、動きにくい厚着を避けるという
2点を両立させることが重要です。

このためには、シャツやトレーナー、セーターなどを重ね着する
のではなく、薄手で保温効果の高い下着や靴下、サポーターや
タイツを着用しましょう。

夏場の室内では、冷房のあたりすぎに注意が必要になってきます。
この場合、室温に応じて使えるように、ひざかけや電気毛布などを
用意しておくといいです。

そして、患部を温める温熱療法のうち、家庭でもできるものに入浴が
あります。
全身を温めることによって、筋肉の緊張が解けて血行がよくなり、
痛みの緩和にとても効果的です。

また、精神的なストレスが解消されることも見逃せません。
急性期・慢性期を問わず効果的です。

ただし、心臓病をもっていたり高血圧の人には、長時間の入浴は
あまりよくありません。
何らかの持病をもっている人は、医師に相談して入浴法を
決めてください。

【半月板損傷】

半月板損傷は、ひざの部分に受けたけがが原因で、半月板が
断裂してしまう症状で、スポーツが引き起こすひざの痛みのなかで
もっとも多い症状です。

半月板は、ひざ関節の間の外側・内側にそれぞれはさまっている
クッション材で、損傷は外側よりも内側に多く発生します。

ひざの内側に無理な力が加わったときに、内側の半月板が上下から
強く圧迫されて、瞬間的に断裂してしまう場合と、強い圧迫を繰り返し
かけていくうちに、少しずつ損傷が進行していく場合の2つのパターン
があります。

半月板の損傷が始まると、ひざの曲げ仲ばし運動やねじり運動を
する際に強い痛みを感じるようになり、次の、2つの特徴的な症状が
あらわれます。

1、「ロッキング」といって、ひざの可動域が制限されるように
   なっていく症状。
2、「ひざ崩れ」といって、歩いている最中に突然ひざの力が
   抜けてしまう症状。
3、「スナッピング」といって、ひざを深く曲げるときしむ症状です。

治療法ですが、まだ半月板が完全に断裂していない状態なら再生が
可能なため、固定して断裂部分をくっつけます。

完全に断裂しきってしまうともう再生はできないので、保存的療法
で経過をみるか、または断裂した半月板を切除するための手術を
行います。

ひざサポーターの上手な便用法

ひざに痛みのある場合には、ひざ関節のぐらっきを防ぎ、保温効果もある
ひざサポーターを利用するのもよい方法です。

ひざサポーターを利用すると、保温効果によって血行がよくなり、
痛みや炎症を抑えることができるので、楽に歩けるようになります。

症状によって、装着する種類が違いますので、次の点を目安に、
購入を検討してください。

まず症状が重く、ひざ関節の変形や大腿四頭筋の衰弱が進んでいる場合には、
ひざ関節の両側から、金属やプラスチックのバーでしっかり支える支柱付き
ひざサポーターを用います。
これは、装具療法の一環として用いられる医療用装具です。

市販のサポーターは、これと比べるとひざを支える効果は低いのですが、
保温効果があるので、痛みはだいぶ楽になります。
伸縮性のある布製のもの、遠赤外線効果のあるもの、使い捨てカイロを
併用できるものなど、さまざまな種類が出回っています。

また大きさは、大腿部からふくらはぎにかけて覆うことのできるものが
最適です。
また、あまりきっすぎると血行が悪くなり、筋肉の動きも妨げられるので、
ひざを圧迫せずにフィットするようなものを選びましょう。

【ひざサポーターのメリット】

・ひさ関節全体を覆ってささえるので、ひさの動きが安定する
・筋肉の運動がひさによく伝わるので、歩行が楽になる
・保温効果があるので、冷えからくる痛みを防ぐことが出来る

ひざの痛み解消ナビ

ひざの痛み解消ナビでは、ひざの病気のなかでも、特にひざの痛みを訴える 人が多い変形性ひざ関節症について、原因や症状、治療法はもちろんのこと、 再発防止につながる生活法、その他のひざの痛み、ひざサポーターなどを 紹介します。


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